前野健太観てきたで! 前野健太 ニューアルバム 「サクラ」 発売記念ツアー 2018年6月3日伏見Jammin

名古屋のバンドCRUNCHのマスコットキャラ、くらんちくん。
ギターの堀田さんとライブの話で盛り上がってますよ。


くらんちくん:「東京の空~は~ 今日もただ青かった~♪」


堀田:くらんちくん、前野健太のライブ、余韻冷めやらないんだね。

くらんちくん:当たり前や! お前らCRUNCHのライブよりよっぽど前野健太のライブ観に行っとるわ。資源を大切に 明るく楽しい前野健太!

堀田:オープニングがバンド演奏とナレーションでHARD OFFのテーマだったね。
フュージョンなギターもよかったね。ジムさん、HARD OFFで中古機材をよく探すのかなあ。



くらんちくん:伊賀航、ジョー・タリアの鉄壁のリズム隊はしかも臨機応変やし、伊賀航と共に星野源の演奏を支えるキーボード・プレイヤー石橋英子、そして言わずもがな世界のジム・オルークの超絶ギター・プレイ。神や!!えらいもん観たで。

そのバンドに支えられて水を得た魚なマエケンの歌はやっぱり良いわ。「今の時代が一番いいよ」で改めて痛感したんやけど、歌は楽しいとか、うれしい、哀しい、怒り、そんな簡単に割り切れるもんやないな。前野健太の唄はいい意味でロックかつ演歌や。



「みんな一緒に楽しもう!」とかでは絶対ないと思うんや。「俺はこう思うんやけど、お前はそう思うんやな。自分でもわからへん、別々の感情を抱いて、でも俺たちは同じ時代に居る」みたいな。怒号しているようで号泣しているようで、笑っているようでもある。

そうや・・・ お前らCRUNCHのアルバム『てんきあめ』も雨降りなのか晴れてるのかあいまいな色々な感情を歌った言うとったな。ええな。



堀田:くらんちくん、今日はあんまり悪態つかないね。

くらんちくん:喉がガラガラで絶不調のはずなのに最高のライブをしてくれた前野健太のおかげで心が洗われたんや。思えば、お前らの演奏にダメ出しばっかりしてすまんかったな。お前らのアルバム、実は毎日聴いてるんやで。

堀田:はは・・・ありがとう。いったいどうしたのくらんちくん? もう死ぬの?

くらんちくん:あほ!わいは正常や。生きる死ぬといえば、「興味があるの」前のMCで
マエケン、母親の話しとったな。母が小6の頃、母のお父さんがアルコール依存症で大変で、お父さんを包丁で刺すかもしれなかったって。最近、母から聞きましたって。「(でも刺さなかった)その母の血が自分に流れている と思うと光栄です」とまとめとったけど。

前野健太が、その話で何が本当に言いたかったのかわからんけど、とにかく、わいがひとつだけ言えることは、生きているってことはそれだけで素晴らしいってことや。

堀田:くらんちくんがそんなまともなこと言うなんて! やっぱりもう死ぬの?!

くらんちくん:じゃかしい!!わいは不死身や!  ちゅうわけで恒例、スマホにメモしたライブ・レポートや! 記憶とメモに基づくから間違いがあっても勘弁やで。



前野健太 ニューアルバム 「サクラ」 発売記念ツアー ~開花宣言~ <バンド篇>

出演:前野健太バンド(伊賀航、石橋英子、ジム・オルーク、ジョー・タリア)

MCは基本的に次の曲の歌詞にちなんでいたで!!

メンバー登場
1「HARD OFFのテーマ」
2「Love」

MC:声変わりしました 前野健太です!

3「看護婦たちは」
MC:名古屋で喫茶店に入ったんですけど、ピーナッツ、落花生を床に落とす文化、すごいね? (くらんちくん注 名古屋の喫茶店やバーではピーナッツの油をワックス代わりにするんやで。これ豆知識な)

NHKのThe Coversという番組の収録があったんですけど、出演はMay J(ここで観客が爆笑)とケミストリーと、俺。おかしいよね。
ケミストリーのお二人が「同い年ですよね?」と聞いてきて。俺の方が若いよね?(観客爆笑)。司会に「前野さんのほうが15歳くらい上に見えますよ」と言われちゃった。

青江三奈「恍惚のブルース」をカバーしたんですが、ハスキーボイスを真似しようとして
75度くらいの(酒?)で、結果、声がこんなんなっちゃって・・・
ニューアルバムの『サクラ』から1曲。

4「山に囲まれても」
5「嵐」




MC:こういう喉にはジムさん、何を飲んだらいいですか?
ジム「自販機限定 ビックルソーダ。まだ飲んだことないけど」
伊賀さん!どうですか?
伊賀「はちみつと生姜がいいんじゃないでしょうか」
カフェインが入った飲み物が飲みたいんですけど!!
ジム「痛い喉にカフェインよくない」
カフェオレ飲みたいんですけど!

6「カフェ・オレ」

MC:石橋さんのふるさとは?
石橋「茂原」 千葉の? 石橋「千葉の」
「伊賀さんのふるさとは?」 伊賀「宮城県です」……広い。ジムさんは?
ジム「なごーや!」(客一斉に歓声)
ジム「今日はなごや」 今日はそこですか!

うちの母親の生まれは福島なんですけど、無人駅で山の中なんですね。
この前ラジオで母の日だったので母のことを聞かれて。
母が小六の頃、母のお父さんが酔っ払うと家に灯油を巻いて火をつけようとしたそうで。
母は包丁でいつ刺そう、いつ刺そうと思っていたそうです。先日そんな話を母からさらっと聞かされて。その話をしようと思ったんですが、昼の11時の番組だったので話すの控えました。その母の血が自分に流れている と思うと光栄です。

7「興味があるの」




MC:広島で歌詞書いた曲です。浴衣祭り 六月のセレナード 曲名どっちがいいか教えて下さい。

8「新曲」(浴衣祭り 六月のセレナード)
どうでした。どっちがいいですか。セレナードという喫茶店で書いたんです。(観客静か)…… どっちでもいいよねー!!

9「新曲」(歩きスマホの曲)

MC:韓国のオリンピックの公式ソングに間に合わなかったんですけど。
映画(『変態だ』)がヒットして韓国行ったんです。上映会で「マシッソヨ(美味しいです)サムゲタン」って言ったら大うけですよ。「韓国きらい」とか言う前ににサムゲタン食おう。おいしいですよ。食ったらいろんなことが言えなくなりますよ!

10「新曲」(マシッソヨ・サムゲタン)サビをみんなで合唱

MC:ぜひ東京オリンピックのテーマソングに!飛距離がある曲のほうが!
「大通りのブルース」という曲を石橋英子さんにプロデュースしてもらったんですけど。時空が広がったんです。「前野さんの描きたい世界ってこんなんじゃない?」って返してくれて。目の前を走ってる車が妙に愛おしくなる感じ。

11「大通りのブルース」

MC:フリーアバンチュールタイムです。お題を下さい。
客「安田記念!」 それは馬でいいのかな?

12「インプロ」(走る馬をテーマのベース、ドラムから)

13「人生って」
(くらんちくん注:いつのまにか声の調子が戻ってきた。最高潮の場面でサングラス外れる傾向あるんやな)

14「命のきらめき」

最後の曲です。声がこんなだからお詫びに…みんな今夜、俺の部屋に集まってください。

15「夏が洗い出したらまた」

MC:(コーヒーの味について客とやり取りして)
通だね。俺もそれくらいが好きだから……

16「コーヒーブルース」
17「今の時代が一番いいよ」



MC:今夜俺のホテルの部屋で!!(と胸をかきむしる)

18「ロマンティックにいかせて」



アンコールでシャムキャッツから夏目、菅原両氏が登場

MC:夏目君の声がえろいんだよね。タバコの香りがえろい。何吸ってんの?
夏目「キャスター、バニラ」 うーん……。

菅原君、ずいぶん歌ってるじゃない? 肩がシンガーソングライターの熱量なんだよ。あなた本当に猫みたいなギター弾くね。シャムキャッツ!

19シャムキャッツとデュエット

MC:あつあつのあんかけスパに絡まるリバーブを!

20「ファックミー」(冒頭を 伊賀さん、ジムさんに歌わせて)

21「防波堤」

22「あまくさマンボブギ」

23「ハードオフのテーマ」

アンコール2(前野健太一人で登場)
弾き語りでリクエストを募る
24「青い部屋」
25「新曲」(豆腐屋のブルース)
26「東京の空」では観客の合唱から再び新曲サムゲタンのサビへ

MC:音止め9時の約束だったんだけど…今9時29分。次! 鴨川?(客に)歌えるの?
27「鴨川」

28「百年後」
MC:そっち聞きづらかったでしょ?(と両サイドの客に近づいて直接歌う) 可愛いよその服どこで買ったの? え?ユニクロ?(情けなさそうな感じで)

百年後待ち合わせ~みんな死んでる (哀れに悲しい感じで)
だから九月にライブあるよー! (客 大歓声)


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